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2008年7月10日 (木)

楽しくてエコな毛皮

「楽しく自然体で」エコな毛皮のファッションショー
(7/8 朝日新聞)

毛皮デザイナーとして有名な方のショーの話題。

>>08年のテーマは環境問題を意識した「エコ・ハーモニー」。

>>「毛皮はリメークして次世代に引き継ぐことができ、土にもかえ
>>る環境対応素材。動物は養殖なので生態系も壊さない」という。

>>今井さんは「ファッションの世界でも楽しく自然体でエコに取り
>>組めたらいい」と語った。

チンチラは毛皮のために乱獲されて、すっかり絶滅の危機なんですが。ニュースに取り上げられるコメントなんて、言ったことのごくわずかなのだろうから、載っていない部分に「かつては絶滅に追い込むような過去もありましたが」という発言があったと思いたい。心の中でだけでもそう思いながら発言したと思いたい。

にしても。

生き物は、他の生き物の命の犠牲の上にあるものです。
「命を大切にしましょう」は、実は「自分が生きていくために犠牲にする命以外の」命を大切にしましょう、だったりするのも、生きていくうえではしょうがないことなんでしょう。ニンゲンが生態系のどうやら一番上にいるので、自分たちが犠牲になることはあまりない、というのはずいぶんとずるいことだと思うけど。

毛皮もね、それが生きていくために必要なものならしょうがないと思うんですよ。でも、そこには命を犠牲にしているっていう事実があるわけで。「命は命のためにある」というのは人から聞いた言葉ですが、防寒具となってしまった命は、凍死したかもしれない命のためになったと。

「生きていくために必要」でもないのに犠牲になる命は、なんなのだろうか。
自分の身の回りにも、生きていくために必要でもないのに犠牲になった命がもたらしたものたちというのは、あったりするんだけどね。

ただ、そのことに対して「楽しく」だの「エコ」だのと言われても、なんだか説得力ないよなあ、と思う。

ところで、毛皮を作ったらその中身ってどうしているんだろうか。たとえばチンチラとかね。捨てちゃうのかな? どうせなら、食べるべきだと私は思う。せめて「命」につなげてほしい。

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