うさぎ2011

2010年12月 7日 (火)

うさぎ特集@「ズームイン!!SUPER」

「うさぎブームの過熱ぶりを調査」。今朝の「ズームイン!!SUPER」でうさぎ特集。

うさフェスタの様子。長蛇の列。着ぐるみを来て来場しているおねえさん。ヤラセじゃないのか。お祭りだからアリなのか。

飼ってみたいペットの街頭調査。うさぎは犬に次ぐ人気。猫より上。

うさぎのしっぽ店内。来客は昨年より1.5倍に増えているとスタッフ。人気ランキングは1位ネザー、2位ホーランドロップ、3位ジャージーウーリー。ネザーはピーターラビットのモデルになった、とナレーション。ピーターラビット発刊は1902年。ネザーランドドワーフはオランダで誕生して、イギリスに渡ったのは1948年。ポターさんはオランダで誕生したてのネザーを見たのか。どこでどうすればネザーをモデルにできたのか誰か教えて。(ネザーっぽいうさぎに「ピーターラビット」って名前が付いて売られていることがありますが、「ピーターラビット」という品種があるわけではないよ)

うさぎ用の知育玩具の紹介。ジェックスの「IQチェス」。おやつを隠して嗅覚で探させるというもの。

飼い主さん紹介。1DKでうさぎを7匹飼っている。フローリングで撮影してたけど、いつもフローリングで遊ばせているんだろうか。危ない。

飼い主がかわいいと思うところ。
1位は顔洗い、2位はティモテ(とは言わなかった。耳掃除)、3位はバタンと横になること。

横浜のうさぎcafe紹介。訪れると入口で手を洗ってからうさぎを選んで膝に載せる。このうさぎcafeは猫カフェの隣にあるんだそうです。ふーん。楽しむためのマル秘アイテムとして登場したのは、うさ耳。客の男性はうさ耳をつけてうさぎをなでるのであった。……これこそヤラセなんじゃないのかなあと思う。であってほしいとこの男性のためにも願わずにはおられません。

しかしうさぎカフェというのは何なのだろう。うさぎのストレスをどう考えているのかな。「おとなしくしている」=「うさぎもうれしい」ではないと思うんだけど。それに、お客はただ膝の上にうさぎを乗せているだけで本当に楽しいのかな。「うちのうさぎ」を膝に乗せてなでているのとは違うわけだし。うーん、うさぎカフェの存在意義がわからないよオイラ。たとえばね、相性のいいうさぎが何匹か遊んでいるのを眺めながらお茶を飲む、というようなうさぎカフェならまだアリだと思うけど。

「うさぎの時間」編集さん登場。簡単に飼えると思われがちだが、飼育放棄されてしまうケースもあると説明。

斎藤先生の病院。一般の病院ではうさぎを見てもらえないこともある。待合室は満杯だ。うさぎのことをもっと知ってほしい、と斎藤先生。草食動物なので弱みを見せないという説明。

スタジオでは、羽鳥アナ「最後まで飼いましょう」とコメント。橋本五郎さんだけがうさぎ飼育経験者。土間で藁を敷いて飼っていたと。それってもしかして家畜として飼ってたんではないのか…。

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うさぎは「飼いやすい」んじゃなくて「飼い始めやすい」動物。飼い始めるのは簡単なことだ。ご予算に応じて生体も選べるし、「うさぎ用」の飼育グッズ、フードがたくさんあるので、「飼い始めやすさ」は昔の比じゃない。いよいよカウントダウンの2011年うさぎ年。ぎょっとするような話もいろいろ聞く。売る人も、買う/飼う人も、うさぎに関わっている人もみんなが、それぞれの立場で考えられうるだけの「うさぎの幸せ」を考えなくちゃいけないね。

2010年5月13日 (木)

うさんぽ会in「ちい散歩」

テレ朝の「ちい散歩」で、うさんぽ会が紹介されてた。
場所は六本木の檜町公園。あんなところでやることあるのか!
(この日は六本木特集だったので、この公園でうさんぽ会をわざわざやった可能性もありかも?)
雨のあとだったのか土の地面は湿っぽそうで、うさぎたちの足の裏みんな真っ黒。

うさぎがブームだよ、ということで、「うさぎの時間」「うさぎと暮らす」も(表紙だけ)紹介されていました。

おそらく取材時に、うさんぽ会の主催者さんは、うさんぽをするときの注意点をいろいろと話しているんだと思うのだけど、まあそのへんはバッサリ編集されてしまい、ただただ楽しいうさぎのイベント、という取り上げ方になってしまうわけで。

これだけテレビでうさんぽが紹介されると、なーんも考えてない系の飼い主さんたちも、われもわれもとウサギを外に連れ出して……となりかねないので、うさんぽを取り上げるときには、気を付けることもちゃんと伝えてほしいよね。

ということで、テレビ朝日のご意見コーナーに、うさんぽ会を紹介するときに伝えてほしいこととして以下の点を投稿しました。他に思い当たるものがあったら投稿しといてね。

・どんなウサギでもうさんぽが好きなわけではないということ
・避妊去勢手術をしていないと、交尾してしまうこと
(→望まない妊娠→捨てウサギ)
・夏ばかりか春や秋でも熱中症になる危険があること
(今テレビを見てその気になったら、連れてくのは夏ではないか)
・脱走のリスク
・犬や猫、カラスなどに襲われるリスク
・ウサギ同士でケンカになるリスク
・感染症/外部寄生虫のリスク
・毒性のある植物、除草剤や農薬のついた植物による中毒のリスク
・そもそもウサギは昼間、活動する動物ではないということ
・どんなウサギも抱っこできるわけではないということ

もちろん、「うさぎかわいかったですね!」「これからも楽しい番組を期待しています!」ということも書きましたとも。

2010年5月 9日 (日)

2011年が「よい『うさぎ年』」になるために

今年はとら年だったので、来年はうさぎ年だ。
前回のうさぎ年は、ちょっとした純血種ブームだったように思う。
ここのところテレビでうさぎ飼育が取り上げられる機会が多い。犬、猫に次ぐ第三のペット。鳴かない、におわない、かわいい。なんとなくうさぎブームの予感があるところにきて、うさぎ年がやってくるんである。

私はうさぎの本を何冊も出している。うさぎブームが来れば嬉しいなあ♪ という面もたしかにある。生きていくためにも、もっと勉強するためにも、本が売れてくれることは重要だからだ。

でも一方では、うさぎブームなんて来なければいい、とも思っている。ペットブームのあとに待っているのは捨てられる動物たちだ。捨てる人たちのことばかりじゃない。純血種じゃないのにさも純血種のような売り方をしてボロ儲けする人たちだっている。わけのわからない、どころか害すら想像できるおやつを売って利益を得る人たちだっている。彼らにとっては来たるべきうさぎブームはヨダレが出るほど待ち遠しいんだろう。きっと社員は特別ボーナスだ。

うさぎの魅力は、知ってほしいと思う。かわいいけと無表情だしつまんない、コミュニケーションなんてとれないでしょ、飼っててなにが楽しいのかわからない、くさいんでしょ、なんていう誤解はしないでほしい。

うさぎというのがどんな生き物なのかをちゃんと理解したうえで飼う人が増えるのなら、うさぎブームはウェルカムだ。つまり、賢い飼い主が増えるということ。よくないショップ、商品は淘汰される。獣医療をとりまく環境ももっとよくなる。

放っておいたって、いや、止めようとしたところで、2011年のうさぎ年には「うさぎブーム」になるに決まってる。ならば、うさぎをとりまく環境がよくなるきっかけとしての「うさぎブーム」になればいい。

うさぎのことを大切に思っているあなたや私に、なにができるだろう? 私には里親募集中のうさぎを引き取る場所の余裕もなければ、寄付する余裕もない。だから私は私ができることをする。たとえば、ペットショップから買うだけがうさぎの迎え方ではないんだよと、うさぎ雑誌を読んで情報収集しようという人たちに伝えることは私にはできることだろう。

私は目を三角に吊り上げて口角泡を飛ばして、上から目線で「動物の権利をっ!」と叫ぶような動物愛護活動というのは正直いって好きではない(特定の活動や団体を指してはいません)(動物愛護精神は持ち合わせてますわよ当然)。もっと普通のことだ。ただ目の前にいるちっちゃくてもこもこした生き物が困っていたらなんとかしたいというだけのことだし、こうしたらもっとあなたもうさぎも幸せになれるよと伝えられることがあるなら伝えるだけのことだ。

よい「うさぎ年」のためにあなたや私にできること。なにがあるだろうか。

□うさぎを飼いたいという人がいたら、うさぎの魅力を伝えるだけでなく、大変なことも伝えること。里親募集のうさぎもいるんだよと教えること。

□うさぎ(アナウサギ)はそもそも日本の動物ではないことも知ってもらわなくてはいけないこと。「だって大久野島に野生のうさぎがいるじゃない。だから飼い切れなくなったら野生に戻してあげてもいいんじゃないかな?」…違うってば。

□ネットの相談コーナーで「うさぎを飼いたいんですけど」という相談があったら、「うさぎかわいいですよね!」といいつつ、大変なことも伝えること。

□うさぎの扱いがよくないペットショップがあったら、改善してもらえるようにすること。
※ペットショップでの飼育管理を家庭での飼育管理と同等に見ることはできない。家庭ほどの手厚さを求めることはできないと思っている。けど、基本的なことはやりましょうよ、と。
「動物取扱業者が遵守すべき動物の管理の方法等の細目」(pdf)
「飼育改善指導が必要な例(虐待に該当する可能性、あるいは放置すれば虐待に該当する可能性があると考えられる例) について」(pdf)

□テレビや雑誌などで「うさぎ特集」があり、その内容に問題があると思ったら(明らかに間違った情報、いいことしか言わないなど)、番組や記事の感想をお送りしよう。
※クレームではなくて要望を。すごくかわいかったですよ! けどちょっと気になることが……くらいのほうが聞く耳もってもらえるかもだよね。

□ペットショップの広告などでも、無責任に購入欲を煽るようなものがないかどうか気にすること。内容がちょっとあやしいものも。
「動物取扱業者が遵守すべき動物の管理の方法等の細目」(pdf)
の第6条に「安易な飼養又は保管の助長を防止するため、事実に反した飼養又は保管の容易さ、幼齢時の愛らしさ、生態及び習性に反した行動等を過度に強調すること等により、顧客等に動物に関して誤った理解を与えることのない内容とすること」とあります。

□よくないおやつは買わない、よくないショップは使わない。
※「売らせない」「廃番」に持っていきたいよな、本当を言えば。

などなどなど。

来年のうさぎ年(うさぎブーム)を危惧している方たちはたくさんいることと思います。それぞれがそれぞれにできることをやっていくこと、ゆとりがあれば「できること」の範囲をちょっとだけ広くしてみることで、2011年(そのあとも)がうさぎたちにとって幸せの多い年になればいいと思います。

だってほら、一番下に「2」その上に「0」を描いて、その上に「11」を並べて描くと、ちょっとうさぎみたいじゃない?

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